1921年にオープンした
カリヒにある和菓子店
「ニッショードーキャンディストア
(Nisshodo Candy Store)」が
今年創業100年を迎えます。
とても分かりにくい場所に
あるにもかかわらず
連日お客さんが訪れる人気店。
3代目のマイケルヒラオさんが
祖父(Asataro Hiraoさん)から
受け継いだレシピを忠実に守り
毎日和菓子を作っています。
マイケルさんの祖父は広島出身で
シュガープランテーション事業が
成長期にあった時期に
ハワイに移住しました。
以前はチャイナタウン近くの
アアラパークのそばに
店があったとのこと。
ニッショードーの人気商品は
「乳団子」
パンデミック以前は
毎週約1,800ポンドもの
乳団子を作っていましたが
集会やパーティなどが減少したため
現在は約1,000ポンドほどに
落ちこんでいるということです。
お客さんの減少だけでなく
和菓子に必要な材料が
日本から入ってこないことも
一つの原因になっている模様。
これまで大恐慌や
第二次世界大戦など
様々な苦難を乗り越えてきた
ニッショードーですから
コロナウィルスパンデミックに負けず
推し進めてきたいと語っています。
店舗名の由来を聞かれたマイケルさんが
「父は太陽が沈まない事と
商売との関係性をよく語っていた」
と話していることから
店舗名の「ニッショードー」は
「日照堂」なのかなと想像しました。
どなたかご存知ですか?
創業者のお爺様は
どんな気持ちで名付けたんでしょうね。
店舗データ
■ ニッショードーキャンディストア
■ 1095 Dillingham Blvd.、BuildingI-5
■ (808) 847-1244
■ 月~金:7:00~16:00
土:7:00~15:00
日曜定休
(2021/2/4)
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