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オアフ島のノースショアには
強力なうねりが入り込んでいました。
そんな中でサーフィンをしていた一人の女性が
岸に戻れずにいた様子をみて
一人のプロサーファーが助けに入りました。
2020年のビラボン・パイプラインマスターズに
参加するためにハワイに来ていた
プロサーファーのマイキーライトさんです。
ノースショアのケイキビーチを臨む家で
波の様子を撮影していたマイキーさんは
すぐさま家から飛び出しビーチに向かいました。
その間も女性は流され続けていたとのこと。
しかしマイキーさんが慌てませんでした。
水の流れを見ていれば、女性が
どちらの方向に流されるかがわかっていたため
その方向に向かって走り
海の中で女性を待ち構えて助け出したのです。
女性を掴んだあともしばらくは
水から上がれずにいましたが
ビーチからの声掛けで
もう1本の大きな波が
二人に襲い掛かるとわかったので
女性を守る姿勢をとり
そのまま岸に流れ着く方法をとったとのこと。
その声掛けをしたのはマイキーさんの妹で
同じくプロサーファーのタイラーライトさん。
波を知り尽くしているからこその声掛けが功を奏し
彼らは無事に岸に戻ることができました。
荒波に立ち向かって救助に入ることは
命がけでもありますが
そんな困難にも臆することなく
救助にあたったマイキーさん。
救助された女性の息子が駆け寄り
助けに入ってくれた多くの方に
感謝の言葉を述べたとのことです。
(2021/1/3)
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