2日間連続で
新たなコロナウイルス感染がなかったハワイ。
ビーチや公園もオープンになり
店舗も再開している所も多くなっています。
そんな中、一部の人々が
ハワイの観光産業の再開を切望しています。
ただしホテルの従業員は
職場の安全を確認するまでは
再開は難しいのではないかと語ります。
UNITE HERE Local 5組合は
労働者のための個人用保護具や
トレーニングを求めており
観光業の再開を望んでいるとのこと。
そんな中、ジョシュグリーン副知事は
ハワイが7月までに観光産業を
再開できると考えています。
「ハワイへの渡航者全員に
事前に検査してもらうことで
人々のリスクを大幅に減らすことができます」
と述べています。
副知事は
「日本、ニュージーランド
オーストラリアからの旅行者を
最初に許可するべきである。
なぜならば旅行者の中で
日本人が占める割合は20%ですが
経済活動の点では30%を占めているため」
と語りました。
ハワイの242,000人の失業者のほとんどは
観光産業についており
観光が多少戻れば半分未満が
仕事に戻ることができると予想しています。
しかし訪問者数が正常に戻るまでに
5年かかる可能性があるとも述べています。
ハワイの経済は観光に大きく
依存していることは理解しているものの
それを再開するにはまだ早いと考える人もいます。
またエコノミスト
Eugene Tian’s氏は
ハワイの観光は9月まで
開始されないと予想されています。
州保健省とハワイ緊急事態管理局
どちらの機関も
観光業の再開基準を明らかにしていません。
Hawaii Lodging &
Tourism Associationの
会長兼CEOは
「9月まで待てば失業率が高まる。
6月または7月までに観光関連の
差し押さえとビジネスの停止がすでに始まる。
訪問者なしでは
再開する他のほぼすべてのビジネスの
収益にも影響してきます」と語っています。
彼らはイゲ知事と地元の4人の市長に
「島間の旅客検疫を解除して
6月にハワイの島間移動を
再開できるようにしてほしい。」と伝えており
それが成功した場合には
7月1日に州外の旅客検疫を解除することに
同意するという保証を求めているとのこと。
(2020/5/27)
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